志望動機作成のポイント

志望動機作成のポイント

状況別にポイントを紹介

検診センターには「子育て中の看護師」が多く働いています。子育て中の看護師が志望動機を作成する際には、子育てと両立しながらでも看護師として成長していきたいということを伝えられるようにしましょう。パート勤務の看護師が多いため、限られた時間しか働けなかったとしてもマイナス評価につながることはありません。むしろ、短い時間の中でも成長していきたいという前向きな表現に変えてアピールしていきましょう。「子育て中」よりは、「限られた時間」と書いたほうが採用担当者に与える印象はプラスになります。
次に「ブランク明けの看護師」です。看護師としてのブランクがあると評価を落とすのではないかと不安な人も多いかと思います。しかし、検診センターには子育て中の看護師と同様にブランク明けの看護師が多いです。そのため、隠すよりも正直にその旨を記載したほうがいいでしょう。「ブランクはありますが、フォローアップ体制が充実しているこの職場なら安心して働けると思い~」といったように、その職場の環境に魅力を感じているという点をアピールしていきましょう。
次が「定年の近いベテラン看護師」です。職場で働く看護師の年齢層を記載している求人の場合、ベテラン看護師が多く働いているかどうかがわかります。事前にそういった情報を手に入れているのであれば、志望動機に「同世代の看護師がたくさん働いていると知り~」などと記載することで、「この職場についてよく調べている」という印象を与えることができます。
最後が「経験の浅い看護師」です。検診センターは病院とは違い1つの業務を1人の看護師が担当する場合が多いため、経験が浅いとあまり好まれません。しかし、隠したとしてもすぐにバレてしまうため、経験の浅さは正直に触れたうえで、精一杯業務に取り組んで「この職場で長く働いていきたい」というアピールしましょう。

NGポイント

上述では状況ごとの志望動機作成のコツを紹介しましたが、ここではNGポイントを紹介します。まず、「仕事が楽だから選んだ」という印象は与えないようにしましょう。実際にはプライベートとの兼ね合いで負担の少ない仕事をしたいと考えている人は多いと思いますが、そこだけをピックアップしてアピールすると「楽だから選んだ」という印象を与えてしまうため、言い回しを変えて前向きな志望動機となるよう工夫しましょう。また、仕事内容を理解していない志望動機もNGです。例えば、「体調の悪い患者の回復をサポートしたい」という理由は、まるで検診センターの仕事を理解していません。